2020.07.31

Backnumber4 総借入金額は月々の返済額から考えよう

住宅ローンで借りられる上限は、年収によってかわります。年収×0.3(年収の30%)÷12(ヶ月)という計算で月々の支払上限額は決められます。年収が300万円だと仮定して、月々の返済額の上限が7.5万円となります。では、実際に月々いくらくらいであれば返済ができるか考えてみてください。自分に合った返済額をきちんと考えてみましょう。月々の支払いを仮に7万円程度であれば大丈夫だとして考えてみます。その金額に合わせてどれくらい借りられるのかシミュレーションしてみましょう。下の図は100万円当たりの月々の返済額を示しています。(月々の支払額)÷(返済表から探した額※1)というのが計算式です。返済表を使い何年のローンを組むか各金融機関の金利に合わせ数値を当てはめてみます。

 

では、実際にやってみましょう。例として35年ローン金利1%としてみましょう。

70,000(円)÷ 2,823(円)=24.79(百万円)

この計算式から、月7万円の返済の場合約2,479万円の住宅ローンを借りることができる計算になります。これは1つの目安とした借入額となりますが、ご職業や年収によっても借入額は変わってきます。また、金利も各金融機関によって違いがあり、変動金利・固定金利と種類があります。